GOLF Ⅵ GTI

六代目ゴルフ、GTIです。速いエンジンを積んでちょっと特別な外装をつけただけの車がアウトバーンでBMWやベンツをパッシングできるほどに走る、というところから始まったGOLF GTI。ホットハッチと呼ばれるカテゴリーを作ったと言っても過言ではないでしょう。

そんなゴルフGTIもフォルクスワーゲンのプレミアム戦略や衝突安全や何やらで大きく重く、色々な電子デバイスを身につけ立派になりました。元来ホットハッチはユーティリティ性が高いファミリーカーなのにスポーティで速いというのが良いわけです。故に現代で電子デバイスレスであったり、普通の乗用車にあるような快適装備を外して極端にスパルタンにして昔をなぞるというのは似合わないでしょう。(そのころはなかったからつけなかっただけでしょうし)

よりRのようなより強力なグレードがカタログモデルで存在する今、これくらいがGTIらしいのかもしれません。

6でついに210psに達し、当時はFFではこれ以上はつらいかなどと思われていましたが8では245psにまでパワーアップ。いったいどこまでいくのやらと書いていたら、もう次はEVになるわけで。内燃機関としては当モデル後半にセールスをテコ入れする時、このエンジンをブラッシュアップしていくらか上乗せして終わりということになるのでしょう。

しかしファミリーカーで245psってW

このミニカー、ホイールがちゃんとGTI専用デザインになっています。この値段のミニカーでいちいちホイールを車種専用にしないものですからこれは評価して良いんじゃないでしょうか。残念なのはグリルがプリント仕上げの所。たしかに6のグリルは控えめだけど段付きくらいモールドしてあったらなー。各種バッジもプリントです。ヘッドライトはバルブまで描かれていて今時っぽいです。