ホットウィール・カーカルチャー・カーアンドドーナツからM1プロカーです。当初、グループ4、5で勝利するために企画された車でしたがBMWでは経験のないミッドシップレイアウトため、ランボルギーニに生産頼ったところ思ったように生産が進まずそのうちグループ4、5がなくなってしまい活躍出来なかったという残念なスーパーカーです。そのため生産台数も非常少なく477台といわれています。
このミニカーはそんなM1のワンメイクレースとして企画されたプロカーレースのためにワイドフェンダーとリアウイングを架装したレースカーをモデル化したものです。
ちなみにMエンブレム最初の車です。エンスーの指示を集める一連のMモデルを開発するBMW M社(BMW M GmbH)の前身はBMWモータースポーツ社(BMW Motorsport GmbH)であり、MモデルのMとはまさにモータースポーツのMでありそこに胸が熱くなるのです。
プロカーとは(https://www.autocar.jp/post/555022/2から抜粋)
「プロカー・シリーズ」は1979年5月のベルギーGPから9月のイタリアGPまでのヨーロッパ・ラウンドの8戦で行われた。
参加したのは、当時ブラバムに乗るニキ・ラウダ、ネルソン・ピケを始め、クレイ・レガツォーニ、マリオ・アンドレッティ、アラン・ジョーンズ、エリオ・ディ・アンジェリスなどの錚々たるF1パイロットたち。
使用されるM1プロカーはグループ4規定に合わせてモディファイし、ミドに搭載されるM88/1型ストレート6は、3453ccから470hp/9000rpmを発揮。これにZF製5速ギアボックスが組み合わせられた。
ボディ回りでは大型のフロント・スポイラーに変更され、ホイールがワイド化されたことに対応してオーバーフェンダーが前後輪に備わり、リアデッキにはウイングが取り付けられた。
もちろん安全対策も行われ、キャビン内にはロールケージが張り巡らされ、バケットシートと4点式ハーネスが組み込まれていた。
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